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清水、三保の松原、魚　[PHOTO] [編集]

どうも、くらりーのです。
年明けて寒い日がつづくもんで、なかなか出不精になりつつあります。
みなさんどんな感じでお過ごしですか？
うちは、もちにカビが生えました！

さて、本題。
昨日は久しぶりの撮影に。
行き先は清水。
電車にゆられること４時間弱。
いやー、遠い。
はじめて行きましたよ、清水。
清水と言えば、エスパルスとちびまる子ちゃん。
とくに縁のないこの土地に、なんとなく引き寄せられ撮影にいくことに。
当初は泊まりがけで行こうかとおもったけど、日帰りに変更。

清水駅からバスにのって２０分ほどで三保の松原へ。
そして、そこで出会ったのは、波に打ち上げられて、苦しむ魚。
そこで、嬉々として写真を撮り続けたわけで。
口をがーっとあけて、苦しみ、なんとか波にひかれて海に戻ろうともだえる魚。
しかし、結局かれは息絶えたのでした。
その間中ずーっと撮影しつづけたんですね。

しかし、あとから考えると、僕は魚が死へと向かう時間、なんの介入もせず写真を撮り続けていたわけで。死というものを正面で見ていながら、それは写真家としての大事な瞬間としてなりかわり、死という意味や重みなどまったく感じなかったのです。
ま、魚ってこともあるかもしれないけれど、写真家にとって死というのは悲しいものやつらいものというよりも、もしかすると一番写真を撮らずにはいれない瞬間なのかもしれません。