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読了「印象派という革命」 [ひとこと]

最近、美術に興味を持つようになった。写真を学んでいることに加え、新婚旅行でパリに行ったことが大きかったと思う。パリに行く直前に、テレビ東京の「美の巨人たち」で改装後のオルセー美術館を特集していた。オルセー美術館は印象派のコレクションが有名で、マネ、モネなど数多くの作品が収蔵されている。

実際に絵を見た感想としては、その明るい調子よりも写真に近いものを感じた。光の入り方、立体感、空間。視覚でとらえた空間を絵に塗りこめているという感じだろうか。

この「印象派という革命」は、1点1点の絵の解説ではなく、印象派の作品がそれまでの絵画の流れをより写実的なものに変えたという視点でもって、マネ、ルノアールなど著名な画家の生涯を記述していっている。絵画そのものへの知識があまりなくとも、読みやすく、印象派が単に「きれいで、明るい色調の絵」ではないことを理解させてくれる。

印象派は比較的とっつきやすい絵画であるので、これをきっかけにしてさらに絵画の世界に踏み込む入門書としてもよいのではないかと思う。


印象派という革命

印象派という革命

  • 作者: 木村 泰司
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2012/01/26
  • メディア: 単行本



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