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EOS Mに思う [ひとこと]

先月EOS Mが発表された。これで各メーカーからミラーレス機が出揃ったことになる。ミラーがないからって別になんだよ!的な反応もあるだろうし、ミラーがない分動体撮影が苦手という弱みをついたりといろいろな意見はあるだろう(キャノンとニコンは撮像素子に位相差センサーが埋め込まれているので、必ずしも動体撮影が苦手というわけではない)。

とにかく私がミラーレスに思うのは、そのサイズがようやくコンパクトになったこと。今までの一眼レフは、大型のフィルム一眼レフもしくはそれ以上のサイズのものばかりで、一方でコンパクトカメラはセンサーが小さくなってしまい、画質が期待外れという状態だった。

35mmフィルムカメラはサイズにかかわらず、そのフィルムの画質を常に発揮できるのだ。コンパクトながら高画質というGR1みたいなカメラがまだデジタルでは存在していないということだ。

ミラーレスはそこにぴったり当てはまる存在。手頃なサイズで、大型の一眼レフと同等の写りを期待できるのだ。

考えてみれば、そもそも35mmフィルムが登場したのも、コンパクトで持ち運びが容易なカメラへのニーズから生まれたものだ。当初のバルナックライカサイズのカメラがわれわれには必要なのだ。ミラーレス機はバルナックライカが生まれた時とまさに同じコンセプトといえるだろう。

今は、オリンパス、パナソニックが先行した分レンズラインナップ等でも有利な立場になっている。また、レンズサイズとセンサーサイズの関係的にもマイクロフォーサーズは非常にいいバランスといえる(ニコンの1インチも悪くはない)。

これからは光学ファインダーは高額な高性能機種のみに搭載されるものになっていくのだろうなと思う。

【関連まとめ】カメラメーカー最後発ミラーレス Canon EOS M
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