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粒子の適用に関する疑問 [デジタルプリント]

PhotoshopとLightroomを駆使して、モノクロプリントに励んでおります。
ただ、粒子の量で悩んでしまう・・・。


特に画像サイズと粒子量の関係。
カメラによって画素数が違うし、フィルムからのスキャンでも画素数が異なる。
もちろんトリミングすることもあるので、プリントに使う画像サイズはまちまちになる。
それで、最終的にプリントするときは、六切あるいはA4サイズにプリントするので、
解像度(ppi)と画像サイズ(縦横ピクセル数)によって、縮小率がかわってくる。
解像度はおおむね統一しているので、一番影響があるので画像サイズ。

さて、粒子の適用と縮小率の関係を考えると、粒子の適用量が同一だった場合、画像サイズが大きければ大きいほど縮小率が大きくなる。結果、粒状感が失われるのではないか。

ということで早速テスト。
Photoshopで以下のサイズの画像を2枚用意し、両方ともL=50のグレーで着色。
A:2000x1500
B:1000x750
解像度は、240ppi、カラーは16bit、カラースペースはProphotoRGB。

これに、ノイズをかけてみる。
フィルターの「ノイズを加える」で以下の設定。
量:2%
分布方法:ガウス分布
グレースケールノイズ:チェックを入れる
もちろんスマートフィルタに適用します。

さて、適用後。画面上でみた感じから。
両方とも100%で表示。なんとなくパッとみた感じは同じ感じ。
これが同じとなると、やはり当初の杞憂は的中ってことになる。
プリントサイズを同じだとすると、AはBより粒子が小さくプリントされることになる・・・。

次に、それぞれもっと拡大してみていきましょう。
400%。同じだ・・・。
ガウス分布をやめ、均等に分布させてみる。同じだ・・・。
量を400%(Max)まで持っていく。同じだ・・・。

絵をアップしようかとおもったけど、ただのグレー画像だらけになるので、自分でやってください。

このことからすると、当然のことであるが画面とプリントの粒状感をあわせるには、画像サイズをそろえないと意味がないと考えられる。

で、Lightroomでも同様の挙動だと仮定するとどうなるか。
Rawから書き出しをせずそのままプリントモジュールからプリントするとなると、やはり同様の問題を抱えることになる。

なので対応は2通り。
1.画像サイズに合わせて、適用量をかえる。
2.粒子をかける前にリサイズする。

僕としては、後者のほうがよいかな・・・。
前者は感覚がつかみづらい気がするし、最終的にプリントサイズが同じであれば、解像度xプリントサイズで適切な画像サイズが決まる。

たとえば、六切に縁なしの場合(やらないけど)8inch x 10inch である。
300でプリントするならば、単純に2400pixel x 3000pixelにリサイズしてから粒子をのせる。
もちろんシャープネス関係もここにのせることにすればよい。

紙のサイズが変われば、サイズも変わる訳であるが、普通に印画紙に引き伸ばす場合も単純に粒子が比例しておおきくなるので、いったん六切で基準を作ってしまえば、あとは拡大縮小でいける。・・・のか?

まぁしばらくは六切サイズくらいが多いので深く考えるのはやめようかな・・・。
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